宇宙箱舟ワークショップ  JAXAとオンライン授業

2020.07.09

 7月8日(水)、本校会議室においてJAXA
(宇宙航空研究開発機構)の野村健太さんと本校
生徒1年~3年生の生徒39名とがオンラインで
つながり、「宇宙箱舟ワークショップ」を実施し
ました。
 まずは野村さんから、宇宙飛行士の紹介や国際
宇宙ステーション、宇宙食についてなど、様々な
お話を教えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 


 その後、この先地球がどうなってしまうのかと
いうお話がありました。
 実は、あと60億年もすると地球は太陽に飲み
込まれてしまい、太陽系から脱出しなければなら
ない日が、いつかはやってくるのだそうです。
 でも、地球上の生物、ものの全てを持っていく
ことはできません。
 そこで、宇宙箱舟に乗せる生き物を12種類選
ぶことになりました。どうしてその動物を連れて
いくのかという理由も話し合います。

 いよいよ出航します。ところがアクシデントの
発生で、人間より大きな生き物を乗せることがで
きなくなりました。では、どの動物を選ぶのか再
度検討です。

 さらに、移住先の惑星で晩ご飯をつくることに
なりました。もちろん塩以外は調味料もありませ
ん。どんなメニューにしようか頭を悩ませます。

 

 

 

 


 

 

 グループで話し合って完成したメニューを発表
します。
 次に、新たな惑星に移り住んだとき、どんな社
会をつくりたいかを考えました。
 17個あるSDGs(持続可能な開発に向けて
の目標)の中から、特に大切にしたい目標を3つ
選びます。どの目標をなぜ選ぶのかをみんなで考
えます。





 最後に、今後の学校や生活の中で大切にしたい
ことをまとめました。

 生徒の中には、「宇宙に対する興味が沸いた」
「宇宙空間という厳しい環境で、いろいろな知恵
や技術が活かされていることに気が付いた」など
の感想を述べる生徒がおり、今回の授業が宇宙や
生物多様性について深く考えるとても良い体験と
なりました。